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百瀬、こっちを向いて。のoden8のレビュー・感想・評価

百瀬、こっちを向いて。(2013年製作の映画)
4.0
嘘が嫌いな女のコと男のコが、嘘を付き続ける物語。そこには、恋愛の儚さや切なさに痛みが詰っているのです。

メールを送ってする後悔か。送らなかった後悔か。

大好きだけど。大嫌い。だけど、好きで。好きでどうにもならない。

"こんな感情、怪物と同じだよっ!!"
by 恋に堕ちたレベル2の男 

花言葉大好き女子が手渡してくる鬼灯の真意は??怖過ぎやしませんかね。

タナベくん…イイ奴過ぎるよキミ。心の癒やし。恋をすると改めて思い知る友の優しさと温もり。

ラスボスVSレベル2。
握った拳を振り上げないのは。勇気がないからじゃないよね。好きな人が好きな相手を。自分が好きだった先輩を。
誰かの為に殴り飛ばしてぇ気持ち。それよりも強い、誰かの痛みを想う気持ち。

誰もが一度は苦しめられる恋。それを初恋というのでしょうかね。
自分が傷つくのが怖くて、言えない本音。傷つくことが分かっているから、封じ込める本音。嘘をつく方が楽だと誤魔化す嘘。本音と嘘が分からなくなる。
自分の心が、自分のモノでなくなってしまう。恋ですね。

"こっち向いてよ。"…久しく感じたことのない想いを思い出してもうたなぁ。

Cast(役者·キャラ) 4.5
Story(物語) 4.5
Architecture(構成) 4
Picture(画) 3.5(アングルが男子高校生過ぎてキモい)
Acoustic (音) 3.5
23-39
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