レイチェル・マクアダムス演じる恋人役の、ころころ変わる表情や可愛らしさや綺麗な瞳に、女の私でも癒されました。
タイトルやあらすじで大体察しがつきますが、時間の大切さについての話です。
ですが変に教訓めいてないところが良いなぁと思いました。
今日を大切にとか、
誰でも最初はうまくできないとか、
そんな言葉で片付けられるほど人生は多分甘くないから。
やり直したい日は誰にでも何回でもあるはずだから。
失敗から学ぶより、
成功から学ぶ人の方が多いと聞いたことがあります。
自分でうまくいった方法は、その人の癖や習慣や性格になる。
だからこの映画を見て、
主人公の幸せな人生を見て自分も幸せを感じられた人は、きっと主人公の真似をして毎日を大切にすると思います。
他界したお父さんと卓球して浜辺へ行くシーンでは、時間という概念そのものが崩れるような感覚でした。
過去から未来へ流れる時間とは異なるものがお父さんとの間にあるとしたら、それは本当にただのタイムトラベルなのか、正解はないし、各々の解釈に委ねた、とても不思議な映画ではないかと思いました。