キモサベ

ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅のキモサベのレビュー・感想・評価

3.6
いやぁ、ブルース・ダーン、すっかりおじいちゃんだなぁ・・・って、当たり前です 1960年から映画に出ているんスから
で、思ったんです アレクサンダー・ペインだって、監督さんやっているぐらいですから、当然ブルース・ダーンの作品を観て育ってきていると思うんですよ
で、今回の作品のキャスティングとなったとき、彼のことが頭に浮かんだのでしょうねぇ・・・なぁんて、勝手な想像してしまいました
脱線してすみません

高速道路を歩いて、警官につかまり質問に答える老人ウディ「向こうから来て、あっちへ行く」のだと
夢、100万ドル、トラック、コンプレッサー・・・ウディと息子デイビッドのロードムービーの幕が開きます

モンタナ州~ワイオミング州~サウスダコタ州、途中ラシュモア山で“観光”・・・って、あのアルフレッド・ヒッチコック監督「北北西に進路を取れ」(1959年)じゃないですか! 山肌に彫った4人の大統領の巨大な顔っ、の場所ですよ(・・・って、わかんなくっていいです)
ネブラスカ州では、父の故郷に立ち寄り、伯父さん(ウディの兄)一家、昔なじみの人ら、そして母も合流しての“ひと騒動”
そして、100万ドルをもらいにリンカーンへ

思わず地図引っ張り出してみましたよ 劇中では千何百キロみたいなこと言ってましたよね

感想です
目に映る景色は山と広大な荒野、そして空・・・みたいな、でした
日本と違ってこの国(アメリカ)では、道だとか線路を通すのなんて、地図の上を定規でさぁ~っと“直線”を引くだけで計画出来ちゃうんじゃないかと・・・それだけ“広い”と言いたかったのです

そんな土地(気候とか風土といった意味での)が、そこに住む人間さえも形作っちゃうんじゃないのかと?
ふと、そんな気がした映画でした
キモサベ

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