実話が元となって作られた映画だが、その内容はだいぶ脚色されているらしい。
Navy SEALs創設以来最悪の被害を出したレッド・ウィング作戦の映画。
4人で偵察に入ったSEALsのメンバーが、たまたま出くわしたヤギ飼いを拘束のち開放したために、タリバンにみつかり多勢に無勢の状況下で奮闘する物語。
無線や衛星電話も繋がらず、救助要請ができなためにたった4人で200人（映画の設定上）の敵を相手に切り抜けなければいけない。
いや～、絶望です。
そんな中、諦めずに必死に戦うSEALs隊員、断崖絶壁を飛び降りて逃れようとするも、すぐに追手が来る。
普通の人であれば飛び降りて転がった時点で、死んでるだろうな(-_-;)
不死身なの？飛び降りてボロボロになるくらいなら、一点集中突破にかけたほうがいいのでは？
痛々しいシーンの連続で、しんどい。
相当過酷な訓練に耐えてこないと、とっくに心が折れてるだろうな。
この映画、そして、実際の場面でも、ヤギ飼いの処遇が一番の肝。
あのシチュエーションで、自分は同じ判断ができるだろうか。
交戦規定の解釈と相手の所持品等から敵と認識するに足りるかどうか、判断が難しい。
最終的に、パシュトゥーンの掟なるものに救われますが、イスラム教の解釈の違いでこうも変わってくるとは。
エンディングに出てくる実際の隊員の皆さんの写真を見ると、やりきれない思いです。
トランプの判断は間違っていたのか、そうでなかったのか・・・。
次の選挙はどうなるんだろう。
