ネイビーシールズのレッドウィング作戦。実話ベースの物語。
スタントも銃撃戦も臨場感があって、よかった。
彼らがあそこまでになっても戦う理由、あり得ないほど厳しい訓練に耐える理由は何なんだろう？と、冒頭からずっと考えた。
死ぬ恐怖？敵を許せない気持ち？生きたいという渇望？やらなきゃやられるから必死なだけ？…答えなんて出ないね。
何人死ぬのかは知っていたので、そこのハラハラ感はなく、むしろ冒頭で誰が生存するのかたてた予想が当たるのか…そこに気がいっていたが、十分に楽しめた。
ラストの方で出てくる村でのできごと。
最後にその真実がわかり、とても印象的だった。
また、隊員たちのフィードバックもあるので、エンドロールまでしっかりと観るべき映画。
タリバンもそうだけど、世界ではまだまだ紛争などで多くの方が命を落としたり、逃げまどい、難民となり、苦しい生活を送るなどの現実がある。
この映画を観たら、そのことをどうか心にとどめて欲しい。
日本のメディアが取り上げない現実は、腐るほどある。
