マッサージ屋

サクラサクのマッサージ屋のレビュー・感想・評価

サクラサク(2014年製作の映画)
3.0
大企業に勤める大崎俊介(緒形直人)は順調に出世を重ね仕事上は順風満帆である。
ところが家庭は妻の昭子(南果歩)とは会話も無く、息子の大介(矢野聖人)は大学受験失敗からフリーター生活、高校生の娘・咲子(美山加恋)は俊介の言う事を聞かないなど崩壊寸前だった。
さらに俊介の父親・俊太郎(藤竜也)は老人性認知症を患い始めるが、家族誰一人と無視をして俊介は怒りをにじませる。
ある日俊太郎が自らの幼少期の記憶を語り出し、それを聞いた俊介は家族で俊太郎が育った北陸に旅行する事にするが・・・。

さだまさし原作の家族の物語。

描いてるテーマはとてもリアリティあるものではあります。
私の父親も高齢ですし、幸いにも認知症は無いので助かってますが他人事ではないな〜と考えさせられました。

しかし話の展開や登場人物の描写は、まぁお約束な感じと言いますか。
予定調和なメロドラマなんですよねぇ。
そういう意味では安心して見られるとは思います。
年輩の方にはウケる作りでしょうね。
ひねくれた私としてはどうにも作品に入り込めなかった(笑)

北陸の自然や街並みなど画面は美しかったですよ。