幼き者の旗を配信している動画配信サービス

『幼き者の旗』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

幼き者の旗
動画配信は2024年4月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

幼き者の旗が配信されているサービス一覧

『幼き者の旗』が配信されているサービスは見つかりませんでした。

幼き者の旗が配信されていないサービス一覧

Prime Video
U-NEXT
DMM TV
Rakuten TV
FOD
TELASA
Lemino
ABEMA
dアニメストア
Hulu
Netflix
クランクイン!ビデオ
JAIHO
ザ・シネマメンバーズ
スターチャンネルEX
みるアジア
WOWOWオンデマンド

『幼き者の旗』に投稿された感想・評価

✔『幼き者の旗』(3.6p)及び『母を讃へる歌』(3.5p)▶️▶️

 両作とも戦前の作だが、以前に観てて好感を持っていたが、女性脚本家という観点では観ていなかった。テレビと違い映画は演出家が台本を大幅にいじる事が多いという先入観があるので、あまり脚本家の事を考える事がない。が、一方この監督はこういう内容·こういう私的体験に固執していると、その実人生を語られる論調も多いが、そもそも出発点は他人の出来合いの本の事が多く、真正の作家と言えるのかという気もしている。
 しかし、この2本、現実の社会·その力関係のせせこましさにピッタリ張り付いたところからの意識的距離感、ポーズや妥当性を考えない本当の感情·その新しい起点と直接結びつかない脱力感な至る本物性、何か男によるドラマトゥルギーとは違う、ハッとするものを感じる。
 因みにこの二作、制作会社·演出の構図やスタイル·俳優の口調、殆ど正反対である。それは男性が担ってる部分が多いにしても、その清々しさへの志向が共通している気もする。『~旗』は切返しや90°変が明確なのに、絵としては立体的膨らみ持たず、端的に描写と対象が近く、平べったくピシャッと潰してる気がする。エピソードも、ユーモアや審議の先がありそうなのに、ピシャッと締めてFOにする感。横や主観めの移動もカット割りも喋りやり取りも丁寧たが繰返してもアッサリ、感情は無理強いせず1人の内面が煮詰まる迄方向付けず、その頃には周囲の皆にす納得て伝播し、一つ一つの感情が結果そうなってもひっくり返す為の前段などではなく、全てが真の情。どこかしら隙や詰め無し感も起こす。
 日中戦争の頃、出征で夫不在になり、小学校生と未就学の男の子2人を連れ、田舎の兄夫婦の家に身を寄せる、婦人。そちらでも働き、子供2人は、喧嘩や出征者示す旗を(階級無視で)どこよりも高くに、勝ち、村の子とも結束固めてく。父の戦死の報が確度を高めてく中での、子供ら(学友らも)の深刻さ増し具合が、逐次リアル。葬式·都会へ帰還決定後の、誤報が分かっても、その覚悟や悲痛の在り方の真実の印象は消えない。
---------------------------------------------------
 『母を~』は、立体クリアのカメラ移動·角度変えも、押し付ける説明までしない台詞廻しも、実に近代的というのか、時代の要請よりも、人物らの矜持·実行力が心地よく刺激を与え続ける。働き手の父の急な事故死、3人の未だ十歳未満の子らは手放さず、会社の弔慰金·屋敷処分引っ越し、そして自らが男社会働き出す母。10年後、保険外交員として、小口をこまめに纏め、社のトップに立ち、古参社員のやっかみも買ってるが、無理強いや気張りを表に出さない、性格は変わらない母。酔っ払い乗り込んできた社員に、寄宿舎から帰ってた2番目の子の中学生(彼を挟み姉と妹の構成)が鉄拳を振るい、力関係で辞職し·家も二階間借りに変えても、子らに伝えず、職探しに。子供らは怒るが、あくまで実社会の汚れに影響されない「鷹揚さ」を子らに根付かせたかった真意·前向き·(日本)社会への対峙力に、子らもすぐの就職や退学を、考え直す。
 このテキパキ感は、まるで増村を先取り、より自然でちと驚かされ、励まされる。
Hiroking

Hirokingの感想・評価

3.0
〖1930年代映画:小説実写映画化:東宝〗
1939年製作で、氏原大作の児童小説を実写映画化らしい⁉️

2023年1,953本目
支那に伍長で出征した父を慕う長男小高まさる、次男小高たかしが、母沢村貞子の里に引越し祖父汐見洋に可愛がられる。長男転校先の先生から手渡された出征の旗を高々と掲げる。父戦死の悲報も杞憂に終わり、元気いっぱい子供達との戦争ごっこ。負傷兵藤田進の笑顔が清々しい。