ウクレレまさあき

真昼の不思議な物体のウクレレまさあきのレビュー・感想・評価

真昼の不思議な物体(2000年製作の映画)
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二日続けての“タイ王国”は、早稲田松竹の特別レイトショーで、アピチャッポン・ウィーラセタクン監督の長編初作品。
白黒の荒い画質ながら、独特の構図と音楽、そしてタイの風景が焼きつく。屋台や寸劇、モーラムなど、語られる作り話をする人のリアルな姿が何とも残って、でも内容は消えていく不思議な感覚。ラジオ放送のシーンで、タイから見た第二次世界大戦と日本にハッとさせられた。

僕にとってこの2日間、非日常の夏休みって感じ。