子供時代はこういう光景が目に入っていたよなあと思い出させてくれた作品。知らないこと友達になること、他愛もない遊び、大人の世界。緑の青さ、風、川遊び。カメラはずっと子供の目線で追っている。
子供ながらに大人の事情を理解したり、罪悪感を感じたり。
妹はずっと笑っていなかった。最後にパパと会えた時にようやく笑顔が出た。ずっと心配で寂しかったのかもね。
特にストーリーがあるわけではないが、まさに絵日記のような作品だった。どこにでもいる少年のひと夏の小さな思い出。大人にってわかる。なんでもない日々が宝石のようにキラキラとしてたということを。