真に怖いのは人間の悪意。
1年間の鬱憤を一日だけの定められた合法的殺人によってぶっ飛ばすというなんともぶっ飛んだ内容。
そりゃ殺したくなるくらい憎い人もいるでしょうけど、まさか国がそれを認可するなんて面白い設定ですね。
でも当然倫理に則り人殺しをしたくない人はいるわけで。
そういう人らはどうするかというと、時間切れまでセキュリティ万全の家に引き籠るんです。主人公一家も引き籠りです。
観る前まではそりゃあ凄惨なスプラッタなストーリーが展開されるのかと忌避していたんですけども、思いのほかマイルドでした。
なんせ引き籠り側の視点ですからね。
そういう意味では安心して観れましたけどでもちょっと物足りないかなぁと。や、血は苦手なんですけどね。
次は殺す側の視点で観てみたいものです。