キング

クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃんのキングのレビュー・感想・評価

4.6
クレしん映画22作目にして、ようやく完全な名作が来た。
05年以降迷走続きのクレしん映画だったが、13年のB級グルメから監督が現在も手掛けている橋本監督に変わり、本作の橋本監督と1年毎に交代して手掛けられるようになった。
そして今作は。本当に全国の親父、家族を愛する者に見せたい一作だった。
予告編等でも煽っていたが、オトナ帝国、戦国大合戦に続く泣ける作品だと思う。
ただ、やはり戦国と同様ラストが切なすぎるので、ヘンダーやヤキニク等のコミカルなクレしん映画好きな人にはあまり向かないかもしれない。
ただ、オトナ帝国のように前半で防衛隊や洗脳される大人のピンチの描写がしっかり描かれており、後半では逆転してみんなで反撃戦、からのクライマックスで感動のラストという、まさに「蘇った王道のクレしん映画展開」である。
とにかく、クレしん、特にひろし好きは勿論、家族で観たい、泣ける1作と呼ぶに相応しい作品だろう。
キング

キング