松山ケンイチ主演、山小屋をテーマにしたドラマ。
毎日忙しく一流投資会社で働く主人公の元に山小屋を営む父の訃報が届く。
都会で成功を手にしかけていた主人公だが、子供の頃に見ていた父親の背中を思い出し会社を辞めて山小屋を継ぐ事を決意する。
自分は山登りの世界を知りませんが、今作は山と山で生きる人を美化しすぎなのでは？と思ってしまった。
別段ストーリーが悪いというわけでもないのですが、最初から最後までひたすら人間の善の部分だけを見せ続けられ、若干食傷気味に。
そのせいか劇中では様々な事件が起きるのに、観ているこちらの気持ちが揺れることはなく…。
山を背景に人生を語るタイプの映画の割に薄っぺらい印象を持ってしまった作品でした。
