HIRO

イコライザーのHIROのレビュー・感想・評価

イコライザー(2014年製作の映画)
4.3
ホームセンターで働く元CIAエージェントのマッコール(デンゼル・ワシントン)は、ごく普通の真面目な人間として生活していたが、ある夜、なじみのカフェで娼婦の少女テリー(クロエ・グレース・モレッツ)と出会い、彼女を囲うロシアンマフィアの非情さに、内に眠っていた正義感が目を覚ましていくお話。

最高でした!!!!!!!!

僕の好きな要素が詰まった作品でした\(^o^)/

もうとにかくデンゼル・ワシントン演じるマッコールが理想的な格好良さ。
普段は穏やかで同僚にもとても優しいのだけど、一度正義のスイッチが入ると情け容赦なく悪党を叩きのめす様は爽快なことこの上なし。
しかも銃器で立ち向かうのではなくてその辺にある物で殺戮して行くんですよね。
恐ろしく凄惨に殺してくれるからとにかく気持ちが良い。
ショットグラスを目に突き刺したり、ドリルで頭に穴を開けたり、有刺鉄線で絞首刑に処したり、もうどれも僕好みに殺してくれるじゃないですか!
しかも敵から散々舐められた上で反撃に出るもんだから、より一層カタルシスを得られるんですよね!

そして大好きなクロエ・モレッツ演じる娼婦アリーナも良かったです♪( ´▽`)
アリーナはマフィアのクズに無理矢理売春を強要されていまして。
僕はとにかく映画の中でのこういう悲惨で不敏な娼婦は好きなんですよね。
マッコールに「どうせ私なんか(。-_-。)」と言いながら悲しそうな表情を浮かべる彼女に恐ろしいほど感情移入してしまい、すぐにでも助けに行きたくなってしまいましたよ(´Д` )

またマッコールはただ悪党を粛清するだけではないところも良かったです。
アリーナといい、職場の同僚である警備員を目指すラルフィといい、迷える若者達をしっかり導いてくれるんですよね。
「なりたいものになれるんだよ♪( ´▽`)」なんて言ってくれたりして、どんだけ理想的な大人なんだって話なわけですよ!

また、マッコールの悲哀を描いているのも良かったと思います。
不自然なほど几帳面だったり、ドアを必要以上に開け閉めしたり、おそらく彼は強迫障害か何かの精神病ではないかと思うんですよね。
でもアリーナと出会い、悪党を殺し始めた頃からその症状は無くなる。
普通に暮らしてきたものの、実はそれは負担でしかなくて、結局人殺しをする時が本当の自分でいられるというか。
どこまで行っても血にまみれた生活を送るしかない彼の姿からは言いようのない悲壮感を感じましたよ(T ^ T)

いくら悪党と言えども惨殺してもいいという理由にはならないかもしれない。
そんなことをしても何もならないかもしれない。
でも映画の中なんだからいいじゃないですか!
世に蔓延る悪を叩き潰すなんて気が晴れるじゃないですか!

とにかく早く続編を作ってほしいですね♪( ´▽`)
続編が作られればどんなことがあっても観に行くことを誓いましたよ(^ω^)

世の中にのさばる悪が無残に殺られるジャンルが好きな人は確実に楽しめる作品だと思います\(^o^)/



2015-44
HIRO

HIRO