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ルパン三世 princess of the breeze 〜隠された空中都市〜のspe1111のネタバレレビュー・内容・結末

2.5

このレビューはネタバレを含みます

カリオストロの城みたあとだと、他のレビューにあるように、なんというか微妙である。好きな方には申し訳ないのですが。。まあでも、最近のアニメらしく、飛行船がリアルだったり、カーチェイス時の車も3Dでキレイ。紋章が書いてある旗がなびいているシーンやキャラの服の光沢など、今の技術がすごいなーと思うところはたくさんあった。でも、微妙だと思ってしまう。まずはキャラデザが好みじゃない。あれはルパンではなく、ルパソじゃないかと思わず言いたくなるくらい違うキャラになってる。目がキッラキラ。イケメン王子もまたタッチが違うから馴染めないんだよなあ。カーチェイスもリアルなんだけど躍動感がないんだよね。ワクワクしない。リアルにフォーカスされていて細かい動きがない、これがすべてに共通している気がする。あとは効果音。ルパンらしいジャーン!みたいな効果音がなく、時々ルパンの音楽が流れるみたいな感じ。トイレにいた豚も「ひどい目にあった」とはいうが、尻を舐めるとかそんぐらいしたほうがより伝わったんだけど、どーもなんかそういう演出も淡白なんだよな。そしてキャラクターもかな。BARのマスターが銃をぶっ放したり、「飲み屋に飲みにくるんじゃねえ」みたいにコメディチックになってはいるんだがいかんせん面白くはないんだよね。わざとらしいというか。あとはキャラの台詞がクサいというか、違和感があるなあ。「おれの足にキスをしな」とか。ジーヴァ達もそんなに魅力的ではなかったしなあ。とにかくキザ感をだしてみたよ!という感じが随所にすごい伝わった。ストーリーはカリオストロみたいな感じで、王女を助けながらシャハルタの隠されたお宝を見つけるみたいな感じで、つまらなくはなく普通だと思った。唯一、不二子は今のキャラデザでもよいと思った。エロくて。
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