ラスト2分の衝撃たるや。。。
苦境やら窮地やらが渦巻くストーリー展開の中、なんだかんだ言ってもマルコの屈託のない明るさに終始支えられてきた感情が、一瞬にして絶望へと突き落とされる感じでした。
あまりの衝撃に、思わず「えっ、、、。」と口を突いて出てしまいました。
許せない。
許せない。
許せない。
あんなに可愛い、天使のようなマルコを。。。
ここは、「マルコが」ではなく、あくまで「マルコを」です。
何故なら、言いたいのは、「マルコがあんな目に遭ってしまうなんて。。」ではなく、「マルコをあんな目に遭わせるなんて。。」だからです。
マルコをあんな悲劇へと追いやった、自分のことしか考えない大人たちが、確かにいたからです。
使役なんです。
この悲劇は避けることが出来たはずなのに。。
これが実話だということが、また悲しみを増大させてくる。。
本当に胸が痛くなる映画だけれど、この痛みを忘れないでいたいとも思わせてくれる、そんな作品です。
これからはもっと良い世の中に変わっていくことを願いつつ、もう少し、この痛みを感じていようと思います。
歌が本当に素晴らしいです。