りんとん

プリズナーズのりんとんのレビュー・感想・評価

プリズナーズ(2013年製作の映画)
3.5
なるほど。
解説を読み、ああーっと驚愕。ゾッとする。
もう一度観直す価値がある。
ひとつひとつのセリフ、なにかの比喩…知った上だと全然違う映画に思える。
ただただ重苦しく、パズルが組み合わさり解決したように思えても、気持ちよくない。当たり前だが、後気味が悪い。

キリスト教が根強いている人々が観たら、暗示しているものなどすぐにわかったのかな。
日本人にはなかなかわからないよね。私も全くわからなかった。
神、悪魔、信仰心…

心苦しいのだが、謎を知りたくて最後まで観ることができた。
犯人怖えよ…神に真っ向から反抗した悪魔は、堕ちることしかできないということかしら。救いはないというのか。
ケラーのしたことは悪魔的な行為だが、信仰心があったから罰を受けることがなかったということ?
ひたすら赦したまえ、と唱えているけれども、それが神に伝わったということ?

ジェイクのパッツパツのシャツどうにかならなかったのか…笑
負傷したジェイクもかっこいいね。
ジェイクの登場シーン。何を暗示しているのか知ると、凄えー!となります。

信仰心があるからと、あそこまでやって赦されるものなの…?
真実は…違ったのに…その真実が本当に何も言えない…

ラストこういう終わりにするかー!
凄いね…。
りんとん

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