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まちや紳士録
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まちや紳士録の作品紹介

まちや紳士録のあらすじ

ヒト・モノ・コト…地域コミュニティのあり方が見つめ直されるなかで… 人と人とのつながり、空き町家の再活用に取り組む人々、修理される町並み、建築の伝統技術を次の世代に伝えようとする人々の町への想い、そして移住を希望する若い一家…約100戸の町家が軒を並べ、1世紀、2世紀に及び、ゆるやかな共同体を育むことにより町並みと伝統を守ってきたこの地での【命をつなぐ営み】の記録。

まちや紳士録の監督

原題
製作年
2013年
製作国
日本
上映時間
88分
ジャンル
ドキュメンタリー

『まちや紳士録』に投稿された感想・評価

odyss

odyssの感想・評価

3.0
【地方再生のために】

福岡県八女(やめ)市に古い街並が残っている。そこの通りに面した建物、すなわち町家を保存し、地方都市の人口減少・中心街衰退の流れに抗して住人を確保していこうとする市民たちがいる。この様子を映し出したドキュメンタリーが本作。

町家保存や修復の中心になって活動している人物、逆にそうした運動に疑問を呈する人へのインタビューが、どちらに肩入れするというのでもなく並べられている。町家修復の工程もていねいに撮影されている。

町家は、今どきのパネル工法とは違い、ちゃんと土などで壁を作り漆喰を塗る。ああ、昔の家ってこういう風に作ってたっけな、と懐かしくなる。でも、土壁は時間がたつと縮んでくるから柱と壁の間にすきまができやすくて、だから昔の家はすきま風が結構吹き込んで冬なんか寒かったんだよなあ。やっぱり今どきのパネル工法(2×4工法なども含む)のほうがいいんじゃないか、って気もするなあ。

この町家に移ってくる人々の様子も出てくる。九州出身でいったんは首都圏に出たものの、こちらに戻ってきた若夫婦。ただ、こういう人々の紹介がこの映画にはもう少し欲しい気がする。私も地方都市在住だから、他人事じゃないので。

八女市には郡役所の大きな建物が残っており、なんとか再利用しようと模索が続いていることもこの映画で紹介されている。郡に役所があったのだとは知らなかった。「郡」って地理的な区分で、行政上の実態はないものだとばかり思っていたので。調べてみたら、昭和初期に実質的な(つまり行政上の区分である)郡制度は廃止されているのだ。郡役所の建物は、だから相当に古くて、多分大正期に作られたシロモノだということになる。うーん・・・。

まあ何にしても、地方再生のために地道に努力している人たち、そしてその様子を映画にした人たちに、拍手を送りましょう!
ひの

ひのの感想・評価

4.0
中島さんの「修理だから」という言葉がとても印象的に残る。
空き家の「改修」「リノベ」「コンバージョン」と今まで無条件に「良いこと」のように発言していたことを、立ち止まって考えさせられる。