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悪徳の栄えのmareのレビュー・感想・評価

悪徳の栄え(1962年製作の映画)
3.0
カトリーヌドヌーヴのデビューしたばかりの頃の映画でナチス支配下の環境で分断された姉妹の宿命を描く。とことん明と暗を象徴するような冷酷な姉と可憐な妹の歪んだ対比が救いようがなく不条理だ。悪徳と美徳の行く末、独裁や栄華が長続きせず破滅に向かっていく様は教訓であり世の中の法則だということを皮肉っている。
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