ミドリ

ワン チャンスのミドリのネタバレレビュー・内容・結末

ワン チャンス(2013年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

タレントオーディションでオペラを歌った、携帯電話販売員の男性・ポールの実話。

才能を信じ、ひたすらポールを支え続ける奥さんと携帯電話屋店長がいい人すぎる。
そしてオペラ嫌いのお父さんの代わりに応援してくれるお母さんも、ギターで殴ってくれた店長の彼女も、ギター貸してくれたバンドマンも。笑

オペラが全く分からない私でも、オーディションの時の歌声には感動して涙が出てきた。

無知な私でも名前を知ってるパヴァロッティ。
奥さんがオーディションの出番直前のポールに『パヴァロッティはバカだ』ってメールしたけど、彼は『今のままでは』オペラ歌手にはなれないって言ってたから、合ってたんだよね。
ポールはあのオーディションの瞬間変われたんだ。

主人公役の人なんか見たことあるなぁと思ったら『はじまりのうた』のスティーブで、『素敵なウソの恋まじない』の語り部(?)兼階下の部屋のお父さんだったんだ!
ジェームズ・コーデンね…しかもCarpool karaokeの人なんだ。知らなかった。笑
ほんっと病気レベルで外国人の顔覚えられないな私。

作中の歌声はポールの吹き替えらしいけど、コーデンはオペラと正しい呼吸法等をコーチに指導して貰って実際に歌ってるって書いてた。

吹き替えのポールの声が茶風林さんで、ベテランだから演技に関しては勿論申し分無いんだけど、少し年齢を感じてしまったかも。

2017年:77本目
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