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アーロと少年のこどものレビュー・感想・評価

アーロと少年(2015年製作の映画)
3.7
一般的に恐竜について持たれるイメージ、人間について持たれるイメージ、それぞれあると思うが、おそらくこの映画ではそのイメージがアーロとスポットの間で逆転している。つまり、より「人間的」というか、私たちに近いのは恐竜であるアーロの方であり、感情移入もアーロの方にしやすい。「恐竜に感情移入しながらニンゲンと触れ合う」というチグハグさが面白さの秘密なのかなと感じた。
それにしても、スポットの動きの作り込みが本当に見事だった。最近我が家では仔犬を迎えたのだが、これがスポットと全く同じに動くのだ。野性的というか、人間に媚びていないというか、本能のままに遊んでいるというか...独特なあの動き。映画の途中からスポットが家の仔犬にしか見えなくなってしまった。
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