スタジオジブリ作品の中で、風立ちぬの次に感銘を受けた映画
親の愛情に不満を持つ主人公が、短期間の移住先で不思議な少女マーニーに出会う。主人公にとってマーニーは性格も境遇も真逆で、理想の存在。
主人公を理解し、手を差し伸べてくれるが、記憶の中にどこかに初対面のマーニーが見え隠れする。
不器用な主人公が持つ思春期の不満と、その葛藤。
マーニーの正体と、主人公との隠された関係を紐解く中で、自分の中に今まで注がれた周囲の愛情を再確認する話。
非常に感慨深い内容でした。
若い頃に持っていた遣る瀬無い不満を思い出しました。
マーニーとは何者だったのか。
主人公が過去を思い出しつつ、自分がいかに愛されていたか気が付きます。
寂しくも、とっても暖かい内容です。