ある冬、城東第三中学校の2年A組の柏木が死体で発見される。死因は自殺と断定されていたが、生徒達は違和感を覚え、大人達に頼らず自分達で真相を探る〜話。
*前編と後編の2本で構成されています。
〜前編のみの感想〜
日本で学生生活を送った人はこのジメジメする嫌〜な雰囲気や大人の都合に潰された子供の気持ちわかると思う。
○生徒間の同調圧力
○ヤンキー達によるいじめ
○言葉に出来ない事によって反論が出来ない
○教師達による考えの強制
○子供達の正義と大人達の現実
○些細な事で大問題になる
子供の頃は当たり前だと思ってた事が成長すると違ったり、"子供の頃は学校が全て"を上手く表現してて面白い。
大人達の都合勝手で生徒達が校歌を歌うとこは皮肉効きまくってて最高でした!
そうだ!僕たちで裁判をしよう!〜はリアルさが欠けて尚且つ大人達も巻き込むのは現実感が無かったが、それまでのプロセスが見る気にさせた。
女の子殴ったり、明らかな善人を○したり、弱い奴にだけとことん強気に出たりなど、全体的に容赦ないのも良い。