じょせふ

ゴーン・ガールのじょせふのレビュー・感想・評価

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)
4.6
好転、暗転、善人、悪人。たった2時間30分の間に展開の見方、そして視聴者の味方がどんどんと変わっていく。最初と最後に同じ映像が流れてビビる系の頂点。
この映画は言うなれば4章構成、文字通りの起承転結ではなく、驚くことにこの起承転結が4周くらいしてしまう。
ネトフリのドラマ、マインドハンターを観て思ったけどデイビッドフィンチャーは緊迫した音の使い分けとサイコパスを俳優女優に叩き込むのが上手い。徹底して人の持つ怖さを演出しているのであろう。
苦虫を潰した感覚とは正にこのこと、この感触暫く忘れられそうにない。
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