シミステツ

天才スピヴェットのシミステツのレビュー・感想・評価

天才スピヴェット(2013年製作の映画)
3.7
12歳の天才スピヴェットがスミソニアン学術協会のベアード賞を受賞。ワシントンDCへと向かう旅の準備をするところの演出がおもしろい。大人を嘲笑うがごとく論理的に博識をもって話すスピヴェットは気持ちよい。ヒッチハイクのトラックの運転手いい人。

「水滴がすばらしいのは最も抵抗の少ない経路をたどること。人間はまったくもってその逆だ」

弟が亡くなった罪悪感と向き合うスピヴェット。
スミソニアンやメディアなどスピヴェットを話題に利用しようとする奴らを蹴散らかしたのは最後スッキリした。