も

インヒアレント・ヴァイスのものレビュー・感想・評価

インヒアレント・ヴァイス(2014年製作の映画)
3.5
70年代の雰囲気…投げやりな、ゆるい雰囲気が最高でした。薄暗くてふわっとした照明や、衣装も可愛い。

私立探偵ドックの元に、かつての元カノ、今は大物実業家の愛人シャスタが登場し行方不明に。
葉っぱで頭は朦朧としたまま、彼女を救うため色んな所へ潜入するドック。
行く先々で出会う人達もみんな一癖あり、観賞してて楽しかったです。

ホアキンの演技が素晴らしかった。ラリってる自分も許容していて、悲壮感があまり無いように思えました。
綺麗も汚いも(汚い多め)全て受容しているような様が神々しく見えて来る。

この世って、何が正しいとか悪とか、ではなく、綺麗も汚いも全部入りなんだよな…と改めて思いました。
(最近、自分の正義を振りかざした結果、対人関係で痛い目にあったので、余計刺さりました。)
も