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スリー・ビルボードのものレビュー・感想・評価

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)
4.5
フランシス・マクドーマンドの、全身から怒りの気配が滲み出てるような演技が圧巻でした。
暴力と暴力の応酬…でも何故か嫌な気分にはならず、逆にじめじめとした暗いものが昇華されていくかのよう。
サム・ロックウェル演じる、やる気のない警官が、徐々に正義感を取り戻す所や、最後の車での科白、やるだけやりあった二人ならではの『絆』みたいなものが感じられて、かっこいいなあ〜、と思いました。
これが日本だったら、証拠もないなら仕方ない…といって済ましてしまう所だろうな。(故に、新たな被害者が増える)
どこまでも、あの車で、悪をなぎ倒しながら走って行ってもらいたい。
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