前線で戦い、散っていく若者たち。とぐろを巻いた渦の中に、ただただ無慈悲に、否応なしに飲み込まれる様を見続け、こちらの感覚までもが徐々に冷たく麻痺してくる。
この人達は人間なのか駒なのか。。
(そう思わなければ直視出来ない)
戦線の風景、夜明け前の朝もやの様子や木々の木漏れ日が皮肉なまでに美しく、戦争という愚行がより際立って見えました。
戦争は嫌だ。巻き込まれたくない。
でも、今もどこかで巻き込まれている人がリアルに居るんだよな。
日本に暮らす私に、具体的な何かが出来る訳では無いけど、これから先(多分1週間足らずだ)その事を意識しながら暮らそう、そうしなければならないような気がする。。と思いつつ、観賞を終えました。