【絶縁状態の親子が同じ方向に舵を切れるのか】226
法定物は早口が多いのでテンポの良いものが多いですが
本作も142分の長丁場にも関わらず、テンポが良く長さを感じさせない作りです。
ロバートダウニーJrのならず者の敏腕弁護士役ははまり役、素のおてんば感がよく出てます。
法定物ではあるものの、そこに絶縁状態の親子の関係がプラスされおり
心で繋がる親子関係が見ものです。口では喧嘩ばかりだが、心の奥底では子は親を、親は子を思う心が自分の心に響きました。
理想の見送られ方なんてものは無いと思いますが、
今回の見送られ方も素敵かもしれませんね。
《物語》
やり手弁護士の主人公ハンク。
母の死をきっかけに実家に戻り、絶縁状態の42年の判事の経験を持つ父と再会するも
突然父が殺人事件の容疑者として警察に連行される。
犬猿の仲の父の弁護を買って出るハンクだが、事あるごとに言い争いになる。
判決は如何に。
又、親子関係の修復の行方は。。
《こんな人にお薦め》
・法定もの好き
・親子の絆
・テンポの良い映画を観たい
・ロバートダウニーJrのファン
《関連する映画》
・女神に見えざる手(法廷物)
・光のお父さん(親子の絆←ちょっと表現は違いますが...)
