MCUの箸休め的な印象で
始まったアントマン。
久しぶりに観ても
しっかり面白かった。
そういや、忘れてたけど
スコットって
凄腕の泥棒でしたね。
公開当時、初見では
序盤の展開から中盤まで
潜入、窃盗、脱出！
…っていうケイパーな展開が続いて、
今までのヒーロー映画にない魅力と、
多様なジャンルを取り込もうとする
MCUの貪欲さに唸ったものでした。
そんで、
久しぶりに観ても
やっぱり唸ったし。
唸らなくても
シンプルに楽しいです。これ。
特にスコットとその愉快な仲間達、
中でもルイスのキャラクターが
とにかく明るくて良い。
そんで、ひたすら軽くて良い。
さすがに軽すぎる感はある。
もうちょっとシリアスで
哀しさを滲ませる
ヒーローが本当は好みなんです。
だけど、
テンポの良すぎる
軽快な展開と
小さくなって戦うと言う
ヒーロー映画としては
絶妙にカッコ悪くて
バカバカしい設定が
その辺のあれこれを
量子レベルまで
小さくしてくれたんで
ストレスなく
楽しく観れました。
シナリオに
エドガー・ライトが
クレジットされてるんでね
この辺りの軽楽しさは
エドガー・ライト発なんかもね。
（本当は監督もする予定だったけど
色々あって降板になったらしい
エドガー・ライト。
幻のエドガー・ライト版
アントマンも観てみたかった
気はしますよね。）
…この後、
インフィニティサーガの中でも
重要な役割を果たしていく
アントマンです。
軽く見えて、
なかなかどうして
やる時はやるヒーローなんです。
だから箸休めとか
失礼な事を書きまして
すんませんでした。
これからは
箸、休めないで
しっかり楽しむ事にします！
2023-3
