あーぁ

スイートプールサイドのあーぁのレビュー・感想・評価

スイートプールサイド(2014年製作の映画)
3.9
なーんだ、変態じゃん!!by健太探偵


おおおおお面白れぇ!

『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』でハマってしまった押見修造原作。
しかもジャケが可愛いスク水JKと来たもんだ!コレは見るっきゃねぇ!と息巻いて見たら期待を裏切らない出来に感激しましたぞ!


高校生になっても全身ツルツルの太田君は未だ象さんにすら毛が生えない事を悩み、同じ水泳部の毛深い女子、後藤さんのことを羨ましく思っていた。

そんなある日、後藤さんから体毛を剃ってほしいと頼まれた事により、2人だけの秘密の放課後が始まる。


果たして女子の毛を剃るのにこんなにもドキドキした事があっただろうか?
まぁパイパン好きやから毛剃りはお得意なんですが、太田君の脳内トリップして性欲爆発させる体毛マイスターっぷりが超絶にガンギマってて惚れ惚れするな!

そんな主人公の変態ツルツル坊やを演じるのはまさかの須賀健太!
昔よく見てたバラエティー『まさかのミステリー』以来見たけど、あのあどけない健太探偵がこんなど変態な役してんのが最早まさかのミステリーよな。

『アソコの毛剃らして!』っつって毛を剃る事に全身全霊をかける須賀健太の姿に親の心で泣きました。
もうそっからの『剃るって言ったでしょ!』『剃れない!』『剃って!』『剃れない!』のやり取りに、ここまで毛を剃る事に熱くなることは今後一切ないでしょう。


今思えば屈折系変態青春漫画描かせたら右に出る物いない『惡の華』の押見修造と『君が君で君だ』の爽やか変態映画脚本家の松居大吾がタッグとか最強布陣変態すぐるな、

この毛深い女子のヒロインを演じた刈谷ちゃんって子もすごい演技力と精神力やったけど、この作品を最後に長期休養されたらしく未だ芸能界に復帰してないっぽい?

須賀健太のど変態ぷりに心を病んで無いと良いが、

とりま、学生達が黒板消し落としのトラップを仕掛けた相手がTKO木下だった事が一番怖かったよな。
学生たち、楽屋で黒板消し投げつけられてないといいが(ガクブル)
あーぁ

あーぁ