“映画史上最も美しいローマが、ここにはある”
というキャッチコピーに偽りなし。
巨匠フェデリコ・フェリーニですら描けなかったテーマのその先にまで辿り着いてしまったような大傑作。
めくるめく映像トリップ。騒音と静寂、倦怠と退廃。人が生まれ、行き交い、死んでいく刹那。
主人公が発する劇中セリフ
「65歳を迎えて数日後、確固たる事実を発見した。もはや望まぬ行為に費やす時間はないのだ」はグサリ。
そう、我々も大して観たくもない期待もしていない映画を観ている場合ではないのだ(笑)
とにかくワンショットたりとも無駄なショットがなく、全てのシーンを画にして飾りたい。そしてやはり“デカい尻”と“デカい胸”は画面映えしますね(笑)