玉之丞

ジョン・ウィックの玉之丞のレビュー・感想・評価

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)
3.9
【愛する妻の最後の贈り物に哀しみに耽る伝説の殺し屋ジョン・ウィック!全ての始まりはあの一撃だった】

〈ストーリー〉
かつて殺し屋という裏社会の中、敏腕で名を轟かせたジョンウィック。
そんな彼も最愛の女性ヘレンと出会い足を洗う。

愛を約束をしたジョンとヘレンでしたが5年という短い月日で、へレンは重い病で亡くなってしまう。

生きる希望を無くすジョンに愛する亡き妻から仔犬〈デイジー〉が届く。

『ジョンに愛する事を忘れない様に』とヘレンからのジョンへの願いの行動でした。

哀しみに耽るジョンは仔犬のデイジーと共に平穏に暮らしていました。

そんなある日、給油中に若者等に車を売って欲しいと言われ、売り物では無いと断ります。


その日の夜。ジョンのベットの上で寝ていたデイジーでしたが何かの異変に気づき、吠えながら部屋から飛び出して行きます。

ジョンもデイジーの後を追いかけます。
昼間に出会った若者達が車の鍵を探し家中を荒らしている光景が目に映りました。

突然の強襲にジョンは横たわり耐え続けます。車の鍵を見つけた若者達は、帰り際にジョンに絶望を味合わせます。

絶望を受けたジョンがとった行動とは?

〈感想〉
●伝説の男のこれだけは許せない行為
①愛車を盗んだ奴は〈死あるのみ!〉
②亡き妻との思い出を奪う奴は〈死あるのみ!〉
③銃口を向ける奴は誰であっても〈死あるのみ!〉
 
●引退の条件は『誰もがなし得ないミッションの成功』だった。
容易な事では無いのにも関わらず、1人でミッションを達成してしまう。そして伝説へ。

●若者の正体はヨセフ〈ロシアンマフィアのボスの息子〉だった。
世間知らずで父親の権力を自分の力だと思い込んでいる。ジョンの正体を父親から知らされる。

ヨセフが犯した内容を知り、父親のヴィゴ・タラソフが激昂し思わず愛息子のヨセフをグーでぶん殴ってしまう。
タダごとでは無い事に私は気付く。

ヴィゴがジョンに直接謝罪をし和解を試みるが無言だった。
ヴィゴはジョンを消さなければ自分達が抹消されるのでは無いかと命の危険を感じ、プロの殺し屋を片っ端から雇う
死人が出ると確信してしまう!

〈まとめ〉
シャワーで身体を清めた後、正装するジョンに、仕事に対しての強いプロ意識を感じた。
鮮やかに殺しているジョンの姿に少し芸術を感じてしまった。
玉之丞

玉之丞