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ジョン・ウィックのtakatoのレビュー・感想・評価

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)
4.1
 トムクルーズの「アウトロー」もだけど、こういうジャンル映画のポイントをわかってない。こういう作品のポイントは、傑作である「ドライヴ」、「イコライザー」、「アジョシ」、「狼の死刑宣告」を見ればわかる。

①悪役が殺されて万歳三唱したくなる。

②主人公が無口で不動の強さとカッコよさを持っている

③最後に主人公は感謝されるか、カッコよく死ぬ。

この3つが大前提といって言いぐらい基本的なポイントである。ハッキリ言って本作はこの点を抑えていない。キアヌは、トムクルーズもそうなんだけどキャラ的にまず男が惚れる漢感がまずない、線が細いイメージが強すぎる。そのイメージを覆すほど上手に撮れてもいない。雑魚を倒していく際も、必死こいて頑張ってる感のほうが強い。優れた作品たちの優れていた点を考えさせる、すなわち反面教師としては良い作品でした。
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