亡くなった妻からの贈り物である愛犬を殺された、元殺し屋の復讐を描いたアクション。
『マトリックス』でスタントを手掛けたチャド・スタエルスキが、監督としてキアヌと再びタッグを組んだ作品。
格闘技とガンアクションをミックスした“ガンフー”を生身で演じるキアヌがスタイリッシュでカッコよかったです。
復讐劇というより、帰ってきた伝説の殺し屋って印象が強い。
おそらく過去の仕事仲間であろう登場人物たちによって、いかにジョン・ウィックが凄かったかを観る側に連想させる手法は新しいなと思った。
現役時代の回想シーンが一切ないのに裏社会でどれだけカリスマ的存在だったのかが、よく伝わる。
本作がすでに続編のような感じだったので、色々な話の膨らませ方ができそうな期待感がある映画でした。