玉之丞

ブレイン・ゲームの玉之丞のレビュー・感想・評価

ブレイン・ゲーム(2014年製作の映画)
3.6
【超能力者vs超能力者!!正義を貫く話】

〈ストーリー〉
触れるだけで過去や未来を探る能力をもつ元医師のジョン・クランシー
ジョンは娘を亡くなってからといもの、世間の関わりから離れて生活をしていました。

そんなある日、FBI捜査官で元相棒のジョー・メリウェザーがジョンの元へ訪ねてきます。

ージョーはある事件で頭を抱えていました。同一犯と思われる殺人が繰り返され、決まってそこには、犠牲者の遺留品も見当たらない。
当然、捜査が行き詰まり、ふと、元相棒のジョンの存在を頭に過ぎります。
ジョーはジョンの不思議な力を頼りに捜査の協力のお願いに向かいます。

既に引退をしていたジョンは、捜査の協力を断ります。
ですが、ジョーの熱意で最後には承諾する事になります。

捜査に加わったジョンは被害者や被害者の遺留品から能力を使い殺人犯を探ります。
そして、気付きます。殺人犯にも予知能力がある事を。

〈見所〉
予知能力を使い、何百、何万パターンの行動を読みとり相手の行動の更に上を考える頭脳戦が繰り広げられる。

●映像なのでお互いの心理や行動が解りやすい!
囲碁や将棋など頭脳を使う人は毎回こんな戦いをしてるのかと思い、その世界で戦う勇者達に、少し敬意を払った。

●ジョー役がニーガン(ウォーキングデッド)
何故か少し感動した。世界が終わる前はいい仕事してんじゃん。とニーガンとして観ていたら。思ってる以上に悲劇が起きた。

〈感想〉
私的には能力使いは、これ位地味の方が好みでした。すんなりと入ってきたしリアリティーも感じた。
ヒーロー系の「俺、能力ガンガン使っちゃうよ〜?!」みたいな能力系が好きな人からすると不満かも知れません。
なぜなら、哀愁感が漂うおじさんの静かな動きが続きます。
そして気がついた時ににはエンドロールを眺めてる事になるからです。
玉之丞

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