ケニアのジャクソンは象に近づかないよう気をつけながら学校までの15キロを毎朝2時間かけて歩く。
モロッコのザヒラは22キロを4時間かけて毎週月曜日に登校。手に提げたトートバッグには生きたニワトリが入っている。
アルゼンチンのカルロスは馬に乗って登校。後ろには妹を乗せて、18キロを毎日1時間半。
おんぼろの車椅子にのったインドのサミュエルは、でこぼこ道を兄弟に押してもらって4キロを1時間15分かけて。
みんな夢を実現させるためにたくましく登校していました。
コロナ禍で、この子たちの学びはどうなったんだろう?
日本ではオンライン学習が一気に進み、自宅にいながら授業を受けられるまでになっているけど、この子たちの環境では無理だろうな。
ほんの数年前に見た作品だけど、そこからさらに教育格差は広がっていそうです。
一方で日本の不登校児の数は右肩上がり。豊かさって何だろうかと考え込んでしまいます。