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ゾンビーバーのkanacoのレビュー・感想・評価

ゾンビーバー(2014年製作の映画)
3.6
パリピな若者がゾンビなビーバーに襲われる!?イロモノB級スプラッターホラー。ヌイグルミなゾンビーバーが可愛いし我が身を振り返らない彼らの決死ムーヴに笑っちゃう🤣OPと特にEDが良くてムーディな楽曲が頭でグルグル回っちゃう🎵ただ動物に対する扱いが酷いので苦手な人は怒っちゃうかも🤔💦(140文字)

****以下ネタバレあり&乱雑文****

スプラッターを見たら次はカワイイーがkanacoの法則(仮)。可愛い映画を模索していたら、なんか唐突に思いだしちゃったので再鑑賞。今使用しているフォーマットに加筆修正しての再掲載になります。

…ん?ゾンビなのにカワイイーかって???いや、ジャケットを見てください!このイっちゃってるビーバーの瞳を。カワイイー😍🙌✨

◆あらすじ◆
汚染廃棄物を積んで田舎町を走っていた一台のトラック。その汚染廃棄物が入ったドラム缶が落ちて川の水に流れてしまう。その川の水が行き着いたのはビーバーがダムを作っている湖。その湖の近くでキャンプを楽しんでいたメアリー、ゾーイ、ジェンはその日の夜にそれぞれの彼氏たちと合流した後、そのまま騒ぎながら一夜を明かす。しかしバスタブで凶暴なビーバーに遭遇し…。

❶パリピな若者がゾンビなビーバーに襲われる!?イロモノB級スプラッターホラー

人間が誤って川に流してしまった汚染廃棄物により湖でゾンビが発生し、近くのキャンプで楽しく過ごしていた若者たちに襲い掛かるという、よくあるようなストーリー。ゾンビがビーバーであるということ以外は。ゾンビのビーバー、略してゾンビーバー😀👍✨可愛い動物がグロテスクな様相をして襲ってくるイロモノB級スプラッターホラーです。スプラッター馴れしている人にはそれほどかもですが、苦手な人にはガッツリダメージを与えるくらいにはグロいかな🤔

襲われる若者パーティーは女3名+男3名のカップル3組。彼らの思考は常に下半身に支配されていて、会話は8割下ネタ、2割は人を馬鹿にするジョーク。そんなテンションで日々楽しく暮らしている個性豊かなパリピたちです。かなり品性のない思考の持ち主の集まりのため、誰が殺されてもこちらの心がそれほど痛まないという親切設計。でもそれ故にファイナルガールがこれまでのホラー路線から変わってきていて、誰から脱落していくか予測がつかないのは面白いところかも。

また、吹き替えで鑑賞すると、女の子の喋り方がやや独特。初見時はそれが浮いているような気がして嫌でしたが、再鑑賞の2回目では、もはやこの声と喋り方じゃないと落ち着かない気がするようになっており、彼女の声を欲している自分がいました🤣

❷どうみてのヌイグルミなゾンビーバーが可愛いし、アグレッシブ!!

問題のゾンビーバーちゃん。どうみてもパペット人形な彼らは目が青く光っていてSO CUTE💕ゾンビ化して人間から攻撃を受けて中身が見えてしまうまでは、ほんとうにヌイグルミみたいです。「キラーオブトマト」に出てくる殺人トマトと同じような鳴き声でゾンビーバーも鳴くのもポイント。ビーバーの特技を活かしつつアグレッシブな手段をつかって人間を攻めてくる姿にも感心しちゃう😇我が身を振り返らない彼らの決死のムーヴ、けっこうやりよる!絶対人間のこと許さないじゃん🤣

なお、ビーバーだけでなく他に出てくる動物たちも可愛いです。クマも可愛かったけどペットの犬が一番可愛い。人間とゾンビーバーがギャーギャーやっている横で困った様子でトテトテ歩いている感じがたまりません。川での犬かきシーン、凄く愛らしかったです。

ただし、たぶん、ジョン・ウィックが『ゾンビーバー』を鑑賞したら、あるシーンを見た瞬間にTVをドラゴンブレス弾で焼いてるね😏もはや、逆貞子現象を起こして『ゾンビーバー』の世界に入り込み、若者たちとゾンビーバーをガンフーで消滅にかかるかもしれん。つまりは、全体的に動物に対する扱いがかなり酷いので、動物を無下したり、その行動をギャグにしたりするのが苦手な人には向かない作品だと思います😌💦

❸この作品のお気に入りの1つに、OPとEDがあります。

オープニングは実写とアニメーションが融合されていてポップ&キャッチー。エンディングは歌詞が酷いのになんかオシャレでムーディな楽曲に思わず笑ってしまいます。「ゾンビーバ~♪ゾンビ~バ~♪」というサビは1回聞いたらリズム覚えてしまって頭でグルグル回る(笑)

OP、EDを見ているだけでも、制作陣はこの作品を楽しく作ったのだろうなぁって“ほのぼの”しちゃう🤣 A級をとったらB級になったとかではなく、B級を作ろうとして、真っ当なB級ができあがったような作品だと思ったのですけど、どうなのでしょうね🤔

🚚🐝💦「総括して、よそ見運転ダメ、ゼッタイ!!😡という話(ゾンビは?)。初見は去年の7月。どうやらあまりにも暑い日が続くので涼しい気分になるように海とか川とか湖の映画を探していたところ「これ舞台が川っぽい~」とチョイスしたようですが、あんまり涼しくならなかったと感想に書いてありました。いや、涼しくはならないよ、この映画では😂」
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