本物としか思えないCGとアクションのクウォリティ、細部まで気を使われた美術、今扱わなければならないテーマとの向き合い方、全てにおいて鬼のクウォリティで子供達に見てほしい一本。
たまに会う甥姪に映画を勧める時、初期の映画体験は大事だろうからかなり気を使うけどこれは何の問題もない。
伏線が華麗に回収される後半では「あ、これ！」とか言ってたし構成もよくできてるんだと思う。
バリバリに移民問題に切り込んだストーリーも本当にうまくハマってて、これ以上ないほどあっさり多様性の豊かさを語ってる。
敵キャラの最後の扱いにまで注意が払われていて完璧。
2はこのテーマをさらに突き詰め、エンターテイメントとしてもさらに上に突き抜けた傑作というのがまたすごい。
