のんchan

痛いほどきみが好きなのにののんchanのレビュー・感想・評価

痛いほどきみが好きなのに(2006年製作の映画)
4.2
イーサン・ホークが1996年に書いた同名のノベルスを自身で脚本し監督・出演もしている。
平均スコア低いけど何故?
観ながらずっとイーサン・ホークを感じられて、ワクワクして惹き込まれました💕


夢を追う若い男女の出会いから別れまでの青春メモリー💖
恋焦がれ苦悩する模様が切なくビターな作風。
黄色強めの光✴️で映すカメラワークが哀愁と明るさを相反させ、始まりから終わりまで好みの雰囲気で楽しかった〜✨🥺

音楽がノラ・ジョーンズの「Don't Know Why」でグラミー賞を受賞したジェシー・ハリス🎶音楽の使い方が良かった〜💫


新進俳優をしている21歳のウィリアム(マーク・ウェバー)は、NYのバーでシンガーソングライターを目指している独特な雰囲気を持つサラ(カタリーナ・サンディノ・モレノ)に出会い一気にのめり込んでいく。
サラが母親に会わせたり、1週間の濃密なメキシコ旅行でSEX三昧。サラの方から結婚しよう💒と言われても〜う"好き💓"が止まらなくなってしまうウィリアム。


ウィリアムの父親役にイーサン・ホーク、母親役がローラ・リニー。
この2人が出るシーンはやっぱり演技力に魅入る。
10代のテキサスっ子だった両親は出会って直ぐにウィリアムが授かり結婚、そして喧嘩の日々から離婚となるまでの話をウィリアムが思い出し、今の自分に重ねてナレーションしている。

全ての会話の言葉選びのセンスがイイ✨

サラ「あなたは情熱的過ぎた。あなたって強烈だから」
ウィリアム「僕って強烈?もっと悪い印象を持たれたのかと..."強烈は悪くない"僕の心を引き裂いたのが君で良かった。また失恋するなら君みたいな相手がいい」
サラ「私の出逢うずっと前からあなたの心は傷ついていた...」 

不仲な両親を持ったが故に、恋愛観が偏ってしまったのかも?
でも両親なりにウィリアムを愛していたのだけど...

21歳の恋はキラキラしてたな✨
イーサン・ホークもこんな恋を沢山潜り抜けて今があるんだな〜と、青春の1ページを覗かせてもらって楽しかった🥺

こんな年(どんな年だよ⤵️自虐)でも胸が締め付けられる気持ちが味わえて、久しぶりに若返ったかも💓🙌


そうそう、ミシェル・ウィリアムズがウィリアムの元カノ役で出演してます💕ロングヘアはイマイチだけど細っくて可愛かった😍
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