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バルフィ!人生に唄えばのtoshiのレビュー・感想・評価

バルフィ!人生に唄えば(2012年製作の映画)
4.2
久しぶりにボリウッド映画を鑑賞致しました。
ここのところ映画と音楽の融合作品がお気に入りで、今作ボリウッドでございますのでそれはそれは楽しませていただきました。

聴覚障害の青年バルフィ。知的障害者でバルフィの幼馴染みの女性ジルミル、資産家の夫をもつ美女シュルティ・・・、3人がそれぞれを思う深い愛がたくさんたくさん詰まった作品です。

バルフィが聴覚障害という設定ですので、そこはさすがボリウッドといいますか、彼の喜怒哀楽を音で感じさせてくれます。特にバルフィが非常に明るい青年であるため、喜と楽に対しては軽快な音楽に乗せてチャップリンを彷彿とさせる様なサイレントシーンが多数あり非常に楽しませていただきました。

今作2.5hという長尺ですが開始から2h、3人の物語がふんだんに散りばめられ途中ちょっとごちゃごちゃした感じはしましたが、ラスト0.5hで一気に伏線回収に向かい感動が待っています。

「映画が始まるよ」と何とも可笑しい歌から始まる今作。鑑賞中もボリッドらしい軽快な音楽が沢山流れます。そしてオーラスは切ない音楽で心を締め付けられ、エンドロールの画と音楽は涙が止まりませんでした。


今作、本日dTVで鑑賞致しましたが途中「INTERMISSION」の字幕が・・・。シーン的にそんな演出?とも思ったのですが、劇場ではやはり休憩が入ったのでしょうか。
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