ざわゾンビ

アメリカン・スリープオーバーのざわゾンビのレビュー・感想・評価

3.9
すんごぃイイ。

甘酸っぺぇティーン達のお泊まり会の一夜が舞台。

キスはもう済ませたか?
2人っきりになってどうなったの?

なんやもう!
えぇなぁそんな時代!

セリフが少なく、はにかむだけの少年少女達のいじらしさたるや。

強がって嘘ついちゃったり、ストーカーまがいのことしちゃったり…
恋に敗れたというか、退陣して意気消沈したかと思いきや、自分を好いてくれてそうな女の子とイイ感じの雰囲気になったり…

好きって聞くと急に意識しちゃう現象を地でいく、真性童貞。
もうすげぇ可愛い。

名前ちょっと失念してもたけど、LOSTのサイードみたいな奴の語りも沁みる。
皆背伸びして大人になろうとするけど、大人になってからその頃の貴重さに気付く。

このセリフがイットフォローズに繋がってるのかどうか。
その後、では無いけど、そういう事柄の結果…といった、変化球的な続編にも感じる。

デビット・ロバート・ミッチェル監督の最新作はこれまで看板だったティーンエイジャーが主役では無いようですが、凄く楽しみです。