ざわゾンビ

ボーダーライン:ソルジャーズ・デイのざわゾンビのレビュー・感想・評価

3.9
あまりの衝撃にぶっ飛ばされた1作目。

果たして監督が変わっての2作目は…といったところでしたが、もうデルトロのキャラクターがキョーレツ過ぎて、それだけで持ってかれちゃう感じでした。

あとね、"強大な力に追われる弱者を命を賭して守る男"みたいな作品ってもう僕大好きで。
ほやで、今年公開予定のガルヴェストンもめちゃ楽しみなんですよね。

確かにね、前作ほどの展開の妙は無いし、張り詰めた雰囲気も劣ってる。

ただ、これは邦題が"ボーダーライン"シリーズとなってしまっている時点で若干仕方ないところもあるのかなぁって。

原題は1作目がsicario(暗殺者)。今作はsoldado(兵士)の物語であると考えると、ちゃんとフォーカスは合ってるんですよね。
最後に恐怖の面談を受ける事となるあの少年は、デルトロ殺しをキッカケに組織の中の兵士として成長した訳で。
彼を3作目でどう扱うかって点が、2作目の最終的な評価にかなり影響を及ぼすかなぁって気もします。

兎にも角にも、こんなに次作を待ち望むシリーズに出会えた事に感謝感謝です。
次をはよ、はよくれぇ…