Donatello

神は死んだのかのDonatelloのレビュー・感想・評価

神は死んだのか(2014年製作の映画)
1.0
コ・レ・は・酷・い。
最高に酷い映画だったですよ。

ディベートやディスカッションで無神論者を論破する知的な映画かと思ったら、パッケージのあらすじ解説どころか表紙画のほのぼの感すら詐欺レベルの、Amazonで「この商品買った人はこんな商品も買ってます」に『隣人は静かに笑う』あたりがバーターされるべき、薄ら寒いホラー的ななにかだった。

この映画を観る直前に、『私の男』という近親相姦が題材になってる映画を観て、「クッソ今日はあんなん観るんじゃなかったな」と思った直後にお口直し的にコレ観たら、更に酷い映画で思わず笑いましたよええ。

多分ね、多分ですけど、これ製作した人達は「いい映画作ったなぁ」と確信犯的に思っているのでしょうが、どう考えても逆効果の、「キリスト教って恐ろしいな…」という印象しか残らない映画です。

「信じる者は救われる」ではなく「信じない者は救われない」という事を無駄に訴えてくる、言うなれば剣を使わない十字軍みたいな、心の大量殺戮とも言える何かです。

いやぁ映画って本当に色々あるなと勉強になりました。
が、この映画は二度と御免です。
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