はる

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密のはるのレビュー・感想・評価

3.8
ナチスの暗号機「エニグマ」の解読に挑む姿に興奮と感動を覚えました。
でも、歴史的な偉業を成し遂げたのに、暗号という性質ゆえに功績が公にされなかったという現実は気の毒すぎる。
さらにはその後の同性愛への偏見。

見どころがたくさんありましたが、大きな感動のあとの厳しい現実に、気持ちをどう持っていけばいいか戸惑ってしまいました。
後に名誉回復されていますが、亡くなる前に何とかならなかったんだろうか。

ベネディクト・カンバーバッチの天才ぶりや、キーラ・ナイトレイの引き込まれそうな眼力、そしてマーク・ストロングの毛量の変遷なども見どころでした。
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