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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密のAMのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

本日二作目。丁度昨日『ヒトラーのための虐殺会議』を観た後だったので、歴史的背景として第二次世界大戦時のイギリスにとってのドイツの脅威がよく分かるし、エニグマ解読によって1400万人が救われた、というエンドクレジットの中には沢山のユダヤ人やジプシー、同性愛者も含まれていたと思うと本当に本当に偉業すぎる。戦争も2年早く終結できたとか。。
そんな本人が同性愛で逮捕されるなんて本末転倒で、気の毒な最期だった。最期の瞬間までクリストファーと一緒にいられたのかな。刑事にトップシークレットを話したのもリアルなのかな。
本人ASDだったらしいけど、その演技も上手すぎる

エニグマを世界で唯一解読しただけでも凄すぎるのに、最小限の行動で戦争に勝利する為にどの情報を活用するか統計的に判断するシステム組んで、偽の情報源「ウルトラ」の作成・リークまで手を回すの、真の天才、、ドイツ軍以外で大西洋のすべての船の位置を把握してるのが、世界でこの5人だけってかっこいい、、

最後にジョーンが言う「今朝私は消滅したかもしれない街の電車に乗った、死んでいたかもしれない男から切符を買った、仕事に必要な科学研究の資料を読んだ」というシーン、胸熱
「時として誰も想像しないような人物が想像できない偉業を成し遂げる」
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