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ダイバージェントのleiene1991のレビュー・感想・評価

ダイバージェント(2013年製作の映画)
1.8
平和を守る為に人間は5つの派閥に振り分けられ、その派閥にふさわしい生き方を求められる。
序盤この設定に抵抗と嫌悪感が激しくあった。

ある程度人間の性格にはどこかに属すに値するような偏りがあるとは思うけど、それを安直にカテゴライズできる程人間は単純なものではない。
むしろこうやって区別し分断する事で偏見や差別が産まれる事にもなる

フォーが言うように1つの派閥でありたくないというのが真っ当で最も人間らしい"選択"だと思う

異端者としての自覚が人間の多様性を認めていく方向になっていくんだけど、続編ありきの製作だとしてもシリーズ1作目の脚本としては平坦でつまらないものだし、主演2人の熱演がなければ成立してないんじゃないかと思うほど
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