leiene1991さんの映画レビュー・感想・評価

leiene1991

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アイスと雨音(2017年製作の映画)

2.5

試みは面白いなと思った
確かに今みで観たことないような作りでそういう意味での新鮮さはあったし、演技の面でも特に森田想さんは素晴らしかった

映画でも小説でも演劇でも感情を生かしたいというのは分かるんだ
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ダウンサイズ(2017年製作の映画)

3.6

自分なりの解釈だとラストの主人公の選択、人類の存亡よりも僕は僕だと言う"エゴ"
それでこそ人間だって事なのかな
そう考えると納得できたし、人類の滅亡を嘆いてなんとかしようとする集団が妄信的なカルトっぽ
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ケイト(2021年製作の映画)

2.0

アニ役は絶対日本人じゃないと駄目
このキャラ設定であんな片言は有り得ない
リアルさがちっとも無くてSFを見てるみたいだけどそれにしてはこじんまりしすぎだし、メアリーにウディハレルソン、國村隼に浅野忠信
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南極料理人(2009年製作の映画)

3.5

特に何かが起こるわけでもないけど、南極観測隊という日常とは違った世界での日常が淡々と描かれていく。
邦画における笑いに対して苦手意識を持ってたけど、この作品に関してはごく自然ですんなりと観れました

LIFE!(2013年製作の映画)

4.4

最近、読書をしていた中でとても印象に残ってる言葉に、"宇宙即変化 人生即主観"
というものがあり、たまたま見直した本作はまさにこの言葉の示すものだと感じました。

万物は変化し続ける。
今確かに見てい
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ヘイト・ユー・ギブ(2018年製作の映画)

4.5

作りがシンプルなだけに全ての感情がストレートに痛い程心に刺さる。

これが世界の今なんだろうと思うと共に、飛躍的に進歩したはずの社会の中でも人間の本質は変わらない。
また進歩する事で新たな分断や差別が
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アーミー・オブ・ザ・デッド(2021年製作の映画)

2.4

これだけ尺使うなら、vsある程度知能を持った一部のゾンビが率いるゾンビ軍に特化した方が良かった気がする
それともゾンビは所詮ゾンビという事なのかな

オープニングのスマートさに反して本編のもっさり感が
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ベイウォッチ(2017年製作の映画)

2.5

最近インド映画ばかり観てたのでちょっとさっぱりしたものが観たいと思ってなんとなく選んでみたけども、
期待の上も下もいかない想定内すぎるクオリティ
よく言えば普通に観れる
中身はないに等しい

見所はザ
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地上の星たち(2007年製作の映画)

4.6

僕たちは見えるものを感じて、見えないものは感じない
でもある時は、見えるものは存在しなくて目に見えないものが現実で...

失読症の少年イシャーンが授業の中で詩の解釈をする時の台詞で、彼が感じる世界や
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スケーターガール(2021年製作の映画)

3.4

インド映画を観てると毎回思うし、古くから社会の中に自然にある歴史でもあるからこそよく見るんだろうけど、それにしてもインドの女性が受ける抑圧は半端じゃない

今作にしてもそれが顕著に表れてるけども、父親
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AK vs AK(2020年製作の映画)

3.5

カメラマンの女性の言動からちょっとずつ怪しいなと思いながら観てたけど、予想はあえなく裏切られました


いい意味でも悪い意味でもプライドとか権威欲とかって恐ろしくパワーのあるものなんだなと感じる作品
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ディア・ライフ(2016年製作の映画)

2.5

シャールクカーンの魅力が溢れ出てる
彼が出てくるまで結構時間あるけど、そこからは他の出演者が霞むほどスクリーンの中でこれでもかというぐらい映える

良い事言ってるのは分かるしなるほどとは思うけど、どれ
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ビジョン(2015年製作の映画)

3.8

相変わらずくどい演出と音だし終盤も移動してるだろうなってとこまでは分かるけど、その場所に関する伏線を失念してたので最後の最後、あっ!ってなった
父親の最後の台詞がかなりエッジの効いた皮肉になっててめち
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ハッピー・ニュー・イヤー(2014年製作の映画)

3.6

らしいと言えばらしいけど、これだけ尺とって泥棒劇の部分はかなりツッコミ所満載で大雑把
けど本作の魅力はやっぱ歌とダンスシーン
ナンドゥとモヒニそれぞれの登場シーン、パーティ会場そしてラストと見所満載で
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サイトレス(2020年製作の映画)

3.2

見せ方はすごいよかった
視覚を奪われた主人公の認識によってイメージが変わっていく描写は、いかに視覚からの情報が人間の認識の多くを担ってるかがとても分かりやすく新鮮な気持ちで観れる
同時に視力を奪われた
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ボンベイ・トーキーズ(2013年製作の映画)

3.5

現実に根差しながら少しファンタジックで暖かみのある2話目が特に好きだった

1話目に関しては主人公がかなり傲慢でゲイだどうだという以前の問題に思える
この物語を完成させるには時間が足りなすぎるし、男2
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パーフェクション(2018年製作の映画)

3.2

映画の中で特に苦手な描写とかないと思ってたけど虫だけはちょっとだめだったきつい

ただ映画自体はコンパクトでテンポもいい
その分話もせずにいきなりそこまでやるか?っていう疑問は湧いてくるけど、ラストの
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慕情のアンソロジー(2018年製作の映画)

3.2

個人的1番の盛り上がりはオープニング
こんなjazzyに始まるインド映画初めてだったので新鮮

1つ目の話は男目線で見るとちょっと怖かったな〜
言ってる事は分からなくないけど全て行動に移してしまうのが
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シャドー・オブ・ナイト(2018年製作の映画)

4.2

関係ないけど主役の方岡崎慎司に似てました

それはそれとしてインドネシア映画は先日「ヘッドショット」を観てますが、相変わらず内容に関しては薄くてアクション全振りといった感じ
登場人物の心理心情に迫ると
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ミラ: ガール・オン・ザ・トレイン(2021年製作の映画)

2.4

リメイクだと知らずに純粋にインド映画が観たいと思って選んだから冒頭の歌とダンスは、あ〜久しぶりにこの感じいいなと思ったりもしたけどそれ以降の挿入にはかなりの違和感
インド映画ならではの部分ではあるけど
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ヘッド・ショット(2016年製作の映画)

3.0

なんといっても見せ所はアクションなんだろうけど長いし、ザ・レイドを観た時ほどの新鮮味もなく段々飽きてくる
ストーリー自体も驚きがあるものではないので中盤以降結構苦しかった

冒頭のシーン、その状況で撃
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狩りの時間(2020年製作の映画)

2.2

演出とか演技は全然いいけど脚本がいまいち

前半はまだいいんじゃない?ってなってたけど徐々に失速しだしてオチで???ってなった

主人公自身がした事とその結果に対して全くといって言いほど自省もなくあん
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スウィンダラーズ(2017年製作の映画)

3.5

韓国映画は安心して観てられるし、韓国俳優界の層の厚さにはいつも驚かされる
今作で言えば個人的にパク・ソンウンが特に光って見えた
悪役を演じる時の考えの読めない目とか普通に怖いし、かと思えば優しい目をす
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パージ(2013年製作の映画)

1.8

犯罪抑止の為の政策として12時間の間いかなる罪も問わないという無茶苦茶な設定。
なんだか人間を単純視しすぎてるような気がしていまいち乗れなかった

そもそも法が整備されてる中で犯罪が溢れてて、それに対
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

3.2

湯川と石神、物理学者と数学者の異なったアプローチでの論理の進め方が興味深かったのと何より堤真一の演技が素晴らしい。
邦画や日本のドラマ等にはまだまだ疎いので恥ずかしながらこの方の演技をちゃんと見るのは
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ディック・ロングはなぜ死んだのか?(2019年製作の映画)

1.5

予告編で気になってて、A24やしで楽しみにして鑑賞したんですが全く的外れでした
実話ベースというのはレビューを見て知ったのですが、何故この話を映画化しようとしたのかちょっと理解できない
どう撮っても面
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ダイバージェント FINAL(2016年製作の映画)

1.6

派閥システムを意図的に作り出し壁を作り分断を産んだ外の世界の人間達の中でもさらに人間の差別化が存在している。
まさに無限ループ
組織ができる、意見の対立などから分裂分断が始まる、組織に属する人間は自ら
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ダイバージェント(2013年製作の映画)

1.8

平和を守る為に人間は5つの派閥に振り分けられ、その派閥にふさわしい生き方を求められる。
序盤この設定に抵抗と嫌悪感が激しくあった。

ある程度人間の性格にはどこかに属すに値するような偏りがあるとは思う
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処刑山 ナチゾンビVSソビエトゾンビ(2014年製作の映画)

4.2

前作のテンション感をさらに今作でパワーアップさせ初っ端から楽しい

ナチ将校ゾンビの腕を移植されそのパワーを使って敵と対峙したり、ソビエトゾンビを味方として軍隊を作ったり、そこにアメリカのゾンビ研究を
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処刑山 -デッド・スノウ-(2007年製作の映画)

3.2

本作の存在を知らずに先に続編を観て面白かったのでこちらも鑑賞。

映画内で起きる事は既存のゾンビ映画と比べても大して目新しさはない
ただ良かったのはゾンビにアイデンティティを持たせたところかなーと
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セルビアン・フィルム(2010年製作の映画)

2.0

刺激を求めて観たけど期待外れの出来
言ってる事やってる事めちゃくちゃなんだけど、そこに対してきちんと説明しようとしてるのがなんか逆に嫌だった

理解できないものは理解できないまま見せられた方が面白い

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.6

評価高くて結構ハードル上げて観たけどかるーく超えてきた秀作

約束された将来を掴む為学生生活を勉強に注ぎ込んできたモリーだけど、勉強もせず遊んでばかりだと思ってたクラスメイトも同じようにいい大学に進み
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罪の声(2020年製作の映画)

2.0

終始小栗旬の演技然とした演技がハマらなかった

中盤まではスピード感もあり引きつけられるもエピローグのだらだらで急ブレーキ
もっと短くできる

なにより母親の告白は到底納得できるものではない
金の為だ
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キャビン(2011年製作の映画)

2.2

外側ホラーで中身はギャグ映画という感じ
後半の展開は確かにいいと思うしそれなりにカタルシスもあるけど、組織側の目的とかなぜの部分がギャグにしても陳腐すぎて、画としてはいいのに全くそこに物語として1本の
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6アンダーグラウンド(2019年製作の映画)

2.9

フィレンツェの街でのカーチェイスは見応えあるし派手にやりながらジョークを交えてくるのもありだとは思うし、個人的には強いメラニーロランを見れただけでも満足

ではあるけど全体としてもたついてるなーという
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