こやち

それでも恋するバルセロナのこやちのレビュー・感想・評価

それでも恋するバルセロナ(2008年製作の映画)
2.8
ひと夏のバルセロナの恋模様。例によって毒にも薬にもならないようなセレブのバカンス映画。まだまだ若いヴィッキーとクリスティーナが、眠たげな目のハビエル・バルデムの催眠術にかかるように恋に落ちる。元妻も帰ってきてもう訳わからんわ。元妻ペネロペもキレキレじゃーん。と思ったらアカデミー助演女優賞かぁ。ペネロペとハビエルはこのあと結婚してるのね。スカヨハはどうなの?と思ったけどライアン・レイノルズと付き合ってた頃かしら。

製作費の10%をカタルーニャ地方の税金から拠出されているとのこと。ああだから観光案内バッチリ。なのに英語作品になっちゃってバルセロナ市民から猛反発を受けちゃったらしい。なんか言語問題だけじゃなくてスペイン観そのものがどうよ。だって夏が終わると彼女たちは何も無かったかのようにアメリカに帰って行くんだよ。
この後ロンドン、パリ、ローマに続く。
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