抹茶マラカス

仁義なき戦い 代理戦争の抹茶マラカスのレビュー・感想・評価

仁義なき戦い 代理戦争(1973年製作の映画)
4.3
広島のヤクザ争いから抜け出して呉で自分の暮らしを守っていたはずの広能がどんどん呉の争いに巻き込まれる。
その広島における対立が明石組の参入を招き、気づけば西日本を揺るがす抗争に近づいていきテンションがどんどん上がっていく。色んな裏をかこうと広能がやるけども最後には山守を破門され、寄るべない狼になることになってしまう。その象徴のように一作で燃え尽きる渡瀬恒彦のギラつきがたまらない。