ぺろ吉

メイズ・ランナーのぺろ吉のネタバレレビュー・内容・結末

メイズ・ランナー(2013年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

記憶喪失の主人公は、気づくと壁に囲まれた草原にいた。少年達をそこに集め、何かの実験をしようとする"WCKD"の仕業のようだ。脱出を試みるも、壁の向こうの迷路には"グリーバー"という殺戮兵器がいる。ある少女の登場により主人公達は脱出に成功するが、そこには荒廃した世界が広がっていた。

【良かった点】
・巨大迷路の恐怖感
・仲間救出による主人公の活躍
・謎が明かされていくワクワク感
・ミンホが生きてて良かった

【納得いかない点】
・ランナー達は出口がないと分かってて仲間に希望を持たせるためだけに迷路へ行っていたの?そのためだけに命賭けれる?他の理由は?
・テレサが来た意味あった?記憶がもどるキーマンだと思うけど、テレサいなくても話進む気がする
・実験内容が明かされなすぎて意味不明。
┗テレサが来た時なぜ「最後」という手紙を残した?
┗何の実験をしたかった?グリーバーと戦わせるため?外に出られるか試すため?
┗あれだけ荒廃した世界で人類はこんな実験できる余裕あるの?
・ややこしい設定が多い
┗グリーバーの毒とフレアの症状が酷似してるが少年たちはフレアの耐性があるはずだから別物?(フレアのこと自体嘘なの?)
┗主人公は敵側を裏切って少年達を助けたけど、アルビーが主人公に言ってた「奴らのお気に入り」だとニュアンス違くない?
・チャックが死ぬ時だけみんな辛そうだけど道中たくさん死んでるのは気にならないの?(主人公は良しとして、他の人たちまで)
・主人公と少年たちの年齢があまり変わらないのに主人公が元敵側なの無理ある気がする

WCKDの残したメッセージが嘘だという前提で、真実が全く何もわからないまま映画が終わった。謎のままにするなら、上記ややこしい設定をなくした方がいいと思う。
ツッコミどころが多かったけど見応えのあるシーンもあって、とくに迷路の中で走り続ける様子は良かった。
ぺろ吉

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